いつも、御贔屓ありがとうございます。
少し、偶には、真面目なお話でもと思い、プラモデルやメタルギアでも思ったのですが、
即刻却下喰らってしまったので、当店二番人気の唐揚げのお話でも・・・。
大きく分けて、二種類程度に分かれるのではないでしょうか。
鶏肉の揚げ衣に味を付ける、簡易タイプ。
これは、市販品の粉を水で溶き、鶏肉に絡めて油揚げするもの。
二つ目は、鶏肉に下味を付けて片栗粉若しくは小麦粉でコーティングし油揚げするタイプ。
こちらが最もポピュラーで、好まれる手法。
味付けは調味料は生姜、ニンニク、醤油に酒、オイスターソースや、将又、ナンプラーや、芋焼酎など上げていけば切りが無いほど、多岐にわたるのではないでしょうか。
更に、一日漬ける、サッと30分程度、色々です。
前置き長いですが、当店の使用調味料は、砂糖・塩・片栗粉のみ・・・。
だけなのです・・・。
使う鶏肉、調味料は企業秘密ですが、大雑把にレシピでも。
上白糖(砂糖)の浸透圧で一日、臭み消し、及び余分なドリップを抜き取っておきます。
これは、所謂、獣臭と言いましょうか、肉臭い、鳥臭い、と極力感じられないような下ごしらえです。
砂糖は水で洗い流し、水分拭き取ったら、塩をサッと全体的塗し、もう一日寝かせます。
味付けして一日以上経過してから揚げているのは、鶏肉の中心部までに味を行き渡らせる為です。
これにより、ほぼ、臭味や余分な水分は抜けて、クリアーな状態に味が満遍なく行きわたり、
中まで味がシッカリ付いています。
(醤油、酒、ショウガ、ニンニク、保存料は使っておりません。)
最後に、揚げる間際に片栗粉を付けるのではなく、片栗粉を塗してから最低6時間後以降に揚げています。
これにより、片栗粉が鶏にシッカリ馴染み、冷えても、時間を空けても、サックリ感じられるひと手間です。
もう一つ最後に、揚げるコツを・・・。
高温で、一回で火を通すのではなく、大きさにより、時間は試行錯誤でお試しながら頂きたいのですが、
中温程度(160度位)で3分程度、余熱で中まで通すために五分程時間常温で肉を休ませ、
高温(185度程度)で4分くらいシッカリ揚げます。
二度揚げすることにより。カリッと感が、
なんと言うことでしょうガラッと変わってくれます。
当店使用の鶏肉は、骨の間際が一番美味い、骨付きモモ・胸・手羽の半身を豪快に使っています。
是非、塩だけの唐揚げをお試しください。
次回は、熊肉・猪・エゾ鹿が何故、臭味を多く感じてしまうのかです。
近日中にupいたしますので、宜しくお願いします。