良くも悪くも、「旬の魚」というのは必ずしも料理方法が百戦錬磨(刺身も煮魚も揚げにも適している)、
では無く、刺身が出来ないからといって鮮度が悪いわけでもなく・・・・。
書いてて何を言いたいのかが、不可解ですね・・・。
チョイと整理を・・・。
旬といっても、いろいろありまして、
脂が乗って、一番美味い時期を代名詞として言い表していると思いますが、
脂が乗りすぎてしまうと、刺身にするといくら鮮度が良くとも、
胸焼けしたり、食感悪くなってしまう場合もあります。
そんな場合は、煮付けや・ソテーなんかも良いものです。
私が口喧しいせいか、魚場の親父さんは、開口一番「鮮度は問題ないよ!」
が口癖。
・・・。
間違っていません。
誰も悪いわけではありませんが、魚は下ろしてみないと、具合がわからないものなのです。
鮮度が良い=刺身にしよう!ってのが此処最近、外れてしまいます・・・・。
先々週、美味い鰯刺しを頂いてから、頭の中は{鰯刺し}で一杯。
そんな単脳の中、今日連絡あったのが、
鮮度は問題ない・鰯
張り切ってブログ文章も考えながら浮かれながら捌いてみると、
脂乗りすぎて、使えない
非常に落ち込みます。
食材の品質が駄目ではありません。
乗り過ぎなんです。
一本試食してみても、やはりお出しするレベルではないです・・・・。
そこで考えたのが、
自家製イワシフライ。
熱を入れた調理は、鮮度から考えると躊躇しますが、この鰯ならこれがベストな提供が出来そうです。
ちなみに当店の揚げ油は、コレステロールがゼロの油を使用しております。
(グレードを上げたせいか、耐久日数が減っており、経費が嵩んでしまいます・・・。)
今日の一押しは、脂ののったイワシフライ。

写真は、下塩で余分な水分を抜いて、冷蔵庫で水分飛ばしの途中です。
夕方に塩コショウして、パン粉を付けて完成です。
シンプルに生醤油があいますよ~。
天気は曇り気味ですが、御来店お待ちいたしております。